代替医療もいくつかに分類され、さらに分類の中を具体的に挙げていくと100種以上もあり多岐にわたります。大きく分類別にわけていくと、アユルユーダ、ヨガなどのインド医学を用いたものや漢方薬、気功や鍼灸などの中国医学を用いた各国の伝統的な医学をベースに考えられたものを伝統医学療法、またカイロプラクティックのような民間療法、アロマテラピーや音楽療法、瞑想や子呼吸法などのサイコセラピーとも呼ばれる心理療法、ウコンやプロポリスなどの健康食品療法、さらに免疫療法としてワクチンも代替医療とされています。さらには身近にある指圧やリクレクソロジーやマッサージの手技療法と呼ばれるもの、マクロビオティックや青汁、玄米を接種する事で効果があるといった食事療法も代替医療の一部とされています。
それぞれの代替医療がどのように効果をもたらすのかは様々で、効果には幅広く個人差があることを前提として考えるようにしておく必要があります。中でも代替医療が有効とされるケースとして、漢方の効能を活用する事で抗がん剤による手足のしびれや吐き気などの副作用を軽減する方法があるといわれています。神経に作用する漢方薬を効果的に取り入れたり、ホルモンの働きを増進させるような効果が見込める漢方薬を服用する事で症状の軽減が見込めます。漢方薬も様々な物があるので知識が豊富な人や医師と相談しながら効率よく活用するといいでしょう。また、個人差によっては反対に効果が期待できないサプリメントや、さらに心身の状態を悪化を招く代替医療もあります。代替医療を活用したい際には医師への相談が肝心です。